船橋市    日曜真昼に大音量30分 防災無線に不具合 船橋

船橋市

日曜真昼に大音量30分 防災無線に不具合 船橋

船橋市が1日正午に流した防災行政無線に不具合が生じ、スピーカーから大音量の雑音が約30分間流れ続けていたことが市や船橋東署への取材で分かった。周辺住民から市や警察署に少なくとも約20件の苦情が寄せられた。正午のチャイムで使用した後、放送を自動で切る電波が届かなかったことなどが原因とみられ、市危機管理課は詳しい原因を調べる。

同課などによると、雑音は市立前原中学校の屋上に設置されているスピーカーから半径数百メートルにわたり流れ続けた。「飛行機のような爆音が流れている」「雑音がうるさい」などの苦情が相次いだ。市消防局が遠隔操作で止めたという。

同課はホームページなどで経緯を住民に報告する方針。休日で対応に遅れが生じたといい、同課は「トラブルが起きた際は迅速に対応できるよう、再発防止に努めたい」としている。